北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)説明会<東京社会人コース入学希望者対象>の参加ログ

gkzz
8 min readJan 19, 2020

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はじめに

  • この記事は2020/01/19(Sun)に行われた、JAIST大学院説明会<東京社会人コース入学希望者対象>の私的メモです。
  • そのため、本記事は、北陸先端科学技術大学院大学(以下、JAISTと表記)への進学を検討する一個人の考えを五月雨にメモしただけのものです。
  • また、本記事で記載されていることは正しいとは限らないです。ご注意ください。

お話しすること

  • 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)とは
  • 説明会での質疑応答(順不同)
  • 他、印象に残ったこと

JAISTとは

- 日本で最初に設立された大学院大学
- キャンパスの所在地は本拠点の石川とサテライトの品川
- 東京サテライトへの入学は社会人に限っており、産業界の最前線を支える向学心旺盛な30~40歳代が約4分の3
- 敢えて外国人留学生の入学や石川キャンパス在学者の履修は認めず
-> そんなことはない。外国人留学生もいる。
    ただし、石川キャンパスに比べて英語で行われる授業は少ないかもしれない。
- 授業は平日の夜間と土・日曜に開講
- 現職社会人に特化した実践的かつ先鋭的な大学院教育を行っている
- 東京サテライトでは、授業、研究指導、自習等のスペース、書庫、事務室等を有するほか、すべての学修室にテレビ会議システムを設置
- 教員が石川キャンパスにいても常時直接的な遠隔指導を可能
- 東京サテライトの社会人コースも標準修業年限は石川キャンパスと同一で、博士前期課程は2年、博士後期課程は3年
出所: 東京サテライト | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学
- 博士課程で取得できる学位
- 前期: 修士(知識科学, 情報科学, マテリアルサイエンス,
融合科学(※ 修士課程))
- 後期: 博士(知識科学, 情報科学, マテリアルサイエンス)
出所: 修了要件・学位の種類 | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学- 学費(博士前期): 1,353,600円(=入学金+学費2年分)
- 入学金: 282,000円
- 学費/年間: 535,800円
- 学費(博士後期): 1,889,400円(=入学金+学費3年分)
- 入学金: 282,000円
- 学費/年間: 535,800円
出所: 入学料及び授業料/納入・減免 | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学

説明会での質疑応答(順不同)

  • 仕事と勉強の両立
- 所属先にJAISTに入学する旨を伝えたほうが良い
- JAISTでは配慮なし
- 研究データのソースが業務ということはよくある
- 入学したらすぐ遠方に転勤が決まり、1年間休学というケースも
- 働くことと両立となると卒論で扱うテーマは実務で扱っている領域と近しいところにならざるを得ない
- 大学院と勤務先とでNDAを締結するが、勤務先にはそもそも実務で扱っていることを研究対象とすることに対して理解がないとツライ
  • 学割定期について
- キャンパスへの通学頻度がほぼ毎日など正当な理由があれば適用される
- 申請、審査が必要?
  • 学術交流協定
- 令和元年10月1日現在29カ国1地域・138機関と学術交流協定を締結出所: 学術交流協定の締結状況 | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学
  • 入学試験の倍率
- 倍率は2倍
- 石川と品川で最大300名、内訳に規定なし
  • 入学試験方法
- 入試はパワポなどのプレゼン資料
- 内容は在学中に研究する資料について
- プレゼン時間は7分
  • 研究室への入室について
- 研究室への入室は学生と教授とのマッチング
- 学生と教授とで研究内容の方向性が一致しているかどうか
- 教授の定年まで3年を切っていると入室できない
  • 機械学習に関する授業について
- 機械学習のハンズオンの有無や言語は、シラバスが公開されているからそちらを参照してほしい
- 2019年度のシラバスによれば事前知識は必須っぽい
出所: 機械学習 Machine Learning シラバス
  • 博士前期課程(修士2年)を終えた後は博士後期課程へ進学か、仕事フルコミットの内訳
- 博士後期課程へ進学が全体の2割程度
- どうもphD(ドクター)は世界に通用するので取れるのであれば取る進路を
選択するらしい。
- 私の感覚値として、これは少ないと思ったのだが、
座談会でお話してくださった教授によれば、多いらしい。

他、印象に残ったこと

  • 説明会の参加者の属性
- 男性が9割以上
- 30代と40代が7割
  • オープンセミナーが2020/01/24(Fri)19:00–21:00に開講
日時:2020年1月24日(金)19:00~21:00
場所:JAIST東京サテライト(品川港南口徒歩5分)
https://www.jaist.ac.jp/satellite/sate/access/
講演タイトル:未来の学びを実現するデザイン ―学生本位の新学部設計事例から考える
講師:飯尾淳氏(中央大学 国際情報学部 教授)
出所: JAIST東京社会人コ―スオープンセミナー
  • メディアに掲載されていた記事より
JAISTの東京サテライトでは、社会人学生を対象に東京社会人コースを設置している。ここでの学びのコンセプトは、「職学近接」と「知的刺激」。つまり、仕事と研究を両立させ、双方に相乗効果をもたらす学びが実践されているのだ。(中略)さらに、社会人学生にとって学ぶモチベーションが続く知的刺激のある環境、すなわち「短期集中型の講義」「複数教員指導制度」「ICT技術を活用した遠隔教育」などを整備。石川県のJAIST本校の学生との交流・連携も推進しており、バックボーンの異なる学生同士が互いに刺激を与え合っている。出所: IoTが描く未来に潜むリスクとは?「誰でもIoT」を実現する基盤技術の現在形:朝日新聞デジタル

cf. 北陸先端科学技術大学院大学|JAISTを出た人は、こんな会社で働いています — Wantedly

説明会のお話がおもしろく、途中手が止まったので内容が不適切な箇所があるかもしれませんが、みなさんの今後のキャリアを考える一助になればうれしいです!!

2020/05/26更新

JAISTからオンラインコミュニケーションスペースを利用したので、どんなところなのか共有させてください。

※運営担当者の方にはこちらの記事で取り上げることについてご許可を頂いております。

cf. InJAIST(インジャイスト)をオンライン化 ウイズコロナ時代のテレワーカーの知的交流を促進

InJAISTとは

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST・能美市)では、新型コロナウイルスの感染拡大によって、テレワークとステイホームで自宅に閉じこもりがちな社会人のために、大学の研究者も参加するオンラインの交流空間を開設します。知的交流からアフターコロナのための発想を得る試みです。

利用概要

1.オープンする時間帯
毎週火、金曜日 10:00–16:00

2.対象者
どなたでも。ただし、高校生以下は保護者の承認の上でお申込みください。

3.利用方法(申し込み)
ホームページ(https://injaist16.jimdofree.com)の問い合わせフォームから以下の情報を添えて利用申し込みメッセージをお送りください。

4.入室後の対応
入退室は自由で担当者がファシリテーションします。

5.テスト運営期間(その後定常開催します。)
5/22(金)13:30–15:30
5/26(火)13:30–15:30
5/29(金)13:30–15:30

実際に使ってみて思ったこと

  • 自宅でもない、職場でもないサードプレイスのような立ち位置
  • もくもく部屋であり、雑談部屋
  • JAISTさんへの入学を検討している、私のような方でもウェルカムでした!ありがとうございました!!

2020/06/12更新

JAIST在学生の方にご相談した内容を私と同じく社会人大学院生に関心がある全ての方に共有したい

以上です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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